こんにちは、yoshikoです。
今日(1月6日)は、
エピファニアでした。
醜い容姿の魔女
ベファーナが現れて、
良い子にはお菓子を、悪い子には炭を置いていったそうです。
そして、クリスマス前から続いていた全てのフェスタを持ち去っていきました・・・。
(エピファニアについての説明はこちら↓
ぜひ昨年のブログ読んでくださいね♪)
明日からは学校も新学期が始まり、寒い冬の街を温かく彩っていた
イルミネーションも一斉に取り外されていくのです。
ところで、イルミネーションと言えば、
私は毎年ナターレの頃に、イルミネーションを見にミラノへ行くのが大好きです。
やはりモーダの街ミラノは、私が住んでいるカステッジョという小さな町とは違って
飾りつけも多様でオシャレ、特に中心街は華やかで壮大☆
今回は、暮の12月30日に行ったところ
ドゥオーモ前の広場には、
50mを越えるヨーロッパで一番大きな
アルベロ・ディ・ナターレ(クリスマス・ツリー)がありました。
実はミラノ市は、環境への配慮から
今年度のイルミネーション用の予算を半減していました。
その為、例年とは違ったエコロジーを取り入れながらの
さまざまなアイデアが出されていたようです。
上記の大きなツリーも、日中はライトを点けなくても
10万個の白いお花に覆われているので華やかな雰囲気。
そして夜になると、このようにライトアップ!
10万個のエネルギーセーブしたライトが使われています。
ドゥオーモの中に入ると、祭壇にはジェズー・バンビーノ(赤ちゃんのイエス様)
のお人形が、正面の導きの星の下に置かれていました。
(おそらく12月25日に生まれたので、それ以降に置かれているのでしょうネ。)
いつもは薄暗い照明のみが灯されているドゥオーモ内部が
珍しく全面ライトアップされていたのは、
ステンドグラスが、外からこんな素晴らしいシーンを作り上げる為でした。
(※この写真はミラノ市のホームページより)
そしてガッレリアの中央、例年スワロフスキーのクリスタルが
ふんだんに飾られた大きなツリーが聳え立っていた所にも、
新しい発見が。。。
当初より、イルミネーションを点けっぱなしにしない為に
“通りがかったカップルが下でキスをすると点灯する仕組み”の
ロマンティックなプロジェクトがあると聞いていたのですが・・・
高い天井から吊り下ろされたツタの真下にカップルが立って、
葉っぱ部分に一緒に触ると、ライトがキラキラ点滅しながら
ツタを伝って天井まで上っていくという演出が。
観光に来ている沢山のカップルが並んでいて、幸せいっぱいでした。
その真上、ガラス製のドーム部分は一面ブルーのライトで彩られ
(これもエネルギーセーバーなのかな!?)
中心にはミラノ市の紋章が光っていました。
それから、ちょっと変わったイルミネーションが並んで浮いてる
ショッピング・ストリートの「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世通り」。
この日は雨だったけど「メルカンティ通り」にはメルカートが出ていて、
ナターレ関連グッズから全然関係ない物まで、いろんな物が売られていて
とても賑わっていました。
そして、高級ブティック街「モンテ・ナポレオーネ通り」には
昨年夏に登場した「ミラノに緑を彩る」
本物の木を生やした
フィアット社の500(チンクエチェント)のオブジェが並び、
その木までが、イルミネーション付きでかわいかったです。
とっても温かい気持ちにしてくれるこんなイルミネーションを
ベファーナが全部持っていってしまうなんてちょっと寂しいけど、
次回をまた楽しみにして、皆さんにもまたお届けしたいです!
***おまけ***
ガッレリア中央十字路の近くにある、青いタイルで囲まれた牡牛のモザイク。
後ろ足の間にかかとを合わせてクルッと回ると、幸せが訪れるとか、
旅行者はまたミラノへ戻ってこられるとかの伝説があります。
もう、たくさんの人が回りすぎてそこの部分だけ、かなり窪んでいるんですよ~
♪