こんにちは、yoshikoです。 Come state?
「Come state : コメ・スターテ?」とは、
複数の相手に
「(あなた方は) お元気ですか?」と尋ねる時のイタリア語です。
ちなみに、相手が一人だと
「Come stai : コメ・スタイ?」
敬語だと
「Come sta : コメ・スタ?」となります。
イタリア語小レッスン②でした。(・v・)ノ
さて時節は、ノヴェッロ、そして新米。
という訳で先日、
新米の買出し&
ノヴェッロと共に昼食に行ってきました!
ピエモンテ州ノヴァラ県の
ゲンメ(GHEMME)という町の傍で
日本米を作っている農家さんがあります。
「RISO FOSSATI : リーゾ・フォッサーティ」さんです。
こちらの
リーゾ(RISO : お米)、おそらくコシヒカリの種類との事で、
私達は
「イタヒカリ」と呼んでいるのですが(イタリア産なので)。。。
こんなかわいい布袋詰めで、
一袋5Kg入り、6ユーロ(約700円弱)で直売しています。
更に、こちらの直売店では、他種のお米や地元特産物、
そして、なんと!もち米や糠まで置いているのです。
毎秋、新米の登場に合わせて
スイスに住む友人(日本人)ファミリーと買出しに来るのが、
我が家の年に一度のイベントになっています。
自宅用に1年分(食べ盛りの子供がいても安心。)、またプレゼントしても喜ばれるので、友人達への分も含めてたっぷりまとめ買いをしました。
そして、お米を買った後に
近くのレストラン
「GUFO NERO:グーフォ・ネロ」で食事をするのも恒例行事。
ピエモンテ州名物の
バーニャ・カウダ(アンチョビやにんにくで風味付けた熱いオイルソースに、生野菜をつけて食べるフォンデュのような食べ物)や、
先程の新米
イタヒカリを使って作ったという、
リゾット・アッロ・スプマンテ(スプマンテ風味のリゾット)をメインとしたお食事です。
そして、ワインは
ノヴェッロ☆
しかし、肝心のお食事の写真、撮り忘れてしまいました。スミマセン。。。
陽気で働き者のカメリエーレ(ウェイターさん達)の写真は撮ったのですが。。。
ところでゲンメでは
、「ゲンメDOCG」という美味しいワインが作られています。
ピエモンテ州のワインというと、圧倒的にバローロやバルバレスコが有名ですが、
実は、それ以外にもクオリティーの高いワインを造っている地区があるのです。
このゲンメもその一つ。
早起きをして、お米屋さんに行く前にカンティーナ訪問をしてみる事に。
日曜日なので、なかなか開いているカンティーナさんが無かったのですが、
ゲンメ周辺を車でうろうろ・・・
見つけました!!
「ANTICHI VIGNETI DI CANTALUPO
アンティーキ・ヴィニェーティ・ディ・カンタルーポ」さんです。
(日本にも、こちらのワインは輸入されているようです。)
オーナーの
アルベルト・アルルンノ氏が雨降りの中、
外まで迎え出てくださって、まずカンティーナ内を案内してくれました。
大樽が整然と並ぶカンティーナ内に、思わず「うわぁ(*'o'*)♪」と歓声。
少なくとも1500年代から、この地でブドウ栽培を続けているファミリーで、
現在も伝統的な醸造法にてワイン造りを続けています。
ワインを購入したい旨伝えると、試飲までさせて下さるとの事。
なんか、こう、自分の知らないワインを飲む時って
ドキドキ&ワクワクします。(私の大好きな瞬間!(≧ー≦)
♪)
①Carolus:カロルス 2009・・・シャルドネ、グレコ・ディ・ゲンメ(エルバルーチェ)、アルネイス種の白ワイン。際立ったアロマが好感的。
②Il Mimo 2009:イル・ミーモ・・・ネッビオーロ種のロゼ・タイプ。
爽やかな飲み越しで、食事に合わせやすそう。
③Villa Horta:ヴィッラ・オルタ 2008・・・ヴェスポリーナ種100%赤ワイン。
オルトレポーにて栽培されているヴェスポリーナ種とは全く違った味わいで興味深い。
④Agamium:アガミウム 2006・・・ネッビオーロ種100%赤ワイン。
7ヶ月間の木樽熟成、比較的若いタイプのネッビオーロ。
⑤Cantalupo-primoanno-カンタルーポ-プリモアンノ- 2005・・・・
ネッビオーロ種100%赤ワイン。2年間大樽熟成後、充分な瓶内熟成期間。
3ビッキエーリ獲得の話題のワイン。
⑥Collis Breclemae コッリス・ブレクレマエ2003・・・・噂のゲンメDOCG。
ネッビオーロ種100%赤ワイン。3年間大樽熟成後、充分な瓶内熟成期間。
まだこの先長期熟成が楽しめる、上質のワイン。
1800年代の初め、ノヴァラ県に住む人々は
ナターレ(クリスマス)の夜に、ゲンメのワインで乾杯をする風習があったとか。
こちらのカンティーナでは、毎年、ナターレ用の特別ラベルを作っています。
でも今年用のラベルは、まだお披露目されていませんでした。残念。
またお家でじっくり味わいたいなぁと思い
試飲させて頂いたワインを2種類ずつ購入しました。
それと・・・とても珍しい(私にとってだけかしら?)
ネッビオーロ100%のスプマンテがあったので、それも1本。
開けるのが、とっても楽しみ(≧ー≦)
♪
アルベルトさん、ありがとうございました。
これから訪れる寒い冬、美味しいワインがあれば温かい気持ちで過ごせそうです。
友人を招いてホームパーティーを開くのも楽しみ
♪
どんなお料理と合わせようかな!?なんて考え出すと、楽しみに胸が躍ります☆