Ciao yoshikoです♪
3日目 〈午後1〉は、
ボナルダのスペシャリストっ
フラテッリ・アニェス(F.lli AGNES)へ行ってきました(*^o^*)ノ
K松氏、本当に良い時期に来ましたね~
まさに
収穫の真っ只中☆
さっそく
セルジョ氏(フラテッリ(ご兄弟)のお兄様の方です)
が畑に連れて行ってくれましたヽ(・∀・)ノお天気も最高!
ここは、「カンポ・デル・モンテ」という畑。
(この畑のブドウから、同名のワインが造られています。)
で、 こっ、これが噂の
ボナルダ・ピニョーロでーす♪
(噂と言っても、一部マニアの間でだけですが(笑))
ボナルダ・ピニョーロは、
ボナルダ種栽培にとても長い歴史と実力を持っている
ここ
ロヴェスカーラ(Rovescala)という地区でのみ栽培されています。
数百種類もあると言われるボナルダ(クロアティーナ種)のクローンの中でも、
小さめの房、エレガンスなタンニンが特徴的。
ワインに仕上がった際にそのエレガンスさが引き立ち、
華やかな香り、柔らい飲み越しと、コクのある味わい、
長期熟成が可能な赤ワインに仕上がります。
アニェスご兄弟は、この土地で、代々栽培・醸造を手掛け
(しかも代々ずっとフラテッリ(兄弟)で!)
樹齢100年のボナルダ・ピニョーロを、現在も大事に育て守っているのです。
皆で味見をしながら歩き回りましたが、完熟していてすごく美味しい。
ワインになった時のタンニンをも学びたいから、畑のブドウは
種も皮も丸ごと味わうのがコツです。 (*^¬^*)モグモグ
ところで、この
ボナルダという赤ワインは、地元オルトレポーを始め、
ミラネーゼ(ミラノ住民)のテーブルワインとしても大人気ですが、
それというのも、サラミとすごく合うんです♪♪
(特に、オルトレポー名産ヴァルツィ(VARZI)のサラミとは最高に☆)
地元で好まれるワインとは、地元の郷土料理との相性が合うからこそ
なのでしょうが・・・
こちらの、ロヴェスカーラ名物の「チッチョリ入りのフォカッチャ」、
(※チッチョリは、豚の脂を取ったあとに残ったカリカリ上の脂身。)
これがまた、ボナルダにすごく合うーっ♪♪
アニェスご兄弟は、ボナルダのスペシャリストだけあって、
いろんなタイプのボナルダの赤ワインを造っているので、
皆さんも是非是非お試しください☆
左から
①
クレスタ・デル・ギッフィ
・・・地元で大人気の微発泡タイプ。
グラスに注ぐとシュワーっとワインレッドの泡が広がります♪
②
カンポ・デル・モンテ
・・・同名のクリュ畑から造られる、シンプルながらも洗練されている
ボナルダ・ピニョーロの微発泡タイプ。
1番目に摘み取った良い房のみから造られます♪
③
ポッセッシオーネ・デル・コンソレ
・・・ボナルダ・ピニョーロの、ステンレスタンクで醸造・熟成タイプ。
④
ミッレーニウム
・・・古い樹齢の木のボナルダ・ピニョーロを、大樽で熟成させた伝統的タイプ。
⑤
ポクルム
・・・ボナルダ・ピニョーロを、バリックで洗練・熟成させたタイプ。
私は、和食にもとっても合うと思う!
例えば、微発泡タイプはお魚や揚げ物にも。
夏はお好みで冷やしたりしても楽しめます♪
皆さんも、いろいろ試して是非ご意見を聞かせて下さいネ!
◆◆おまけ◆◆
かわいい時計み~つけた☆
この
「ポッセッシオーネ・デル・コンソレ」(日本語で「コンソレ(全権大使)の領地」)
というラベルに描かれているおじいさんは、
ボナルダ・ピニョーロの名付け親でもあった
ドクター・ジューリオ・モンベッリという方で、
1900年代初めにこの地を所有していました。
(全権大使を務めていた方です。)
彼の望んだ姿を、今もアニェス兄弟が大事に受け継いで
この地でボナルダを栽培・醸造していっているのです。