こんにちは、yoshikoです。
カーリチェ今月のフェアワイン、
リパ(RIPA)社のワインはもうお試しになりましたか?
私は、先日、友人宅で開かれた夕食会に行く時に、こちらの
EA(エアー)を、持って行きました!
なぜ、このワインを持っていくことに決めたかというと、
一番の理由は・・・
エティケッタ(ラベル)がとってもステキだから☆
マレンマ地方(トスカーナ州南部)に在る、リパ社の広大な敷地には、
古代エトルリア人の遺跡が今も残っています。(所有地の一部が、有名なエトルリアのネクロポリスなんです!)
EAとは、古代エトルリア人の神話に登場する“大地の女神”の名で、肥沃さのシンボル。このラベルは
世界を足で支える女性がイメージされデザインされているんですって。
イタリアソムリエ協会のガイド本「ドゥエミラヴィーニ」にて、初登場の2002年から連続して
5グラッポリ(一番上のブドウ5房)を受賞、更に、
ラベルのデザイン部門にても最高賞を受賞しました!
な~んて話をしながら、友人達と一緒に味わうには最高のワインだと思いませんか?
そうそう、その一緒に食事をした友人というのは・・・こちら!
カーリチェの直輸入ワインでお馴染みの、
フォルテージ社のエレナさん(私の右)と、フィリッポ氏(前列右)。
それから、フォルテージの新ラベルのデザインも手掛ける、画家のマウリーツィオ氏と、奥様のマルゲリータさんでした。
場所は、マウリーツィオ氏とマルゲリータさんの新築のお家(アトリエ付き)で、この夜のシェフは、マウリーツィオ氏でした。
アンティパストは、
かぼちゃのトルティーノ(パイ包み)のタレッジョ(チーズ)・ソース添え。
この、秋の味覚と、
フォルテージのボナルダ(ビヴァーチェ)が相性抜群☆
それに、
マウリーツィオ氏のデザインしたステキなラベルがテーブルを華やげてくれています。
プリモは、
ペースト・ジェノヴェーゼのトローフィエ(水で練った小麦粉の生地を棒状にし、両端をねじったニョッキ)。
リグーリア州出身のマウリーツィオ氏の郷土料理です。
セコンドは、
カリブ海風魚介の煮込みスープ。
今日のメインは魚介系だったので、赤ワインのEAは開けないで、もう一本持参した白ワインを開ける事に!
ルッカ(トスカーナ州)に在る、
コッレ・ヴェルデ農場の「
ブラーニア・デル・カンチェッロ」(トレッビアーノ種100%、樽熟成9ヵ月、フィルターなし)。
ワイン好きな友人達と集まる時は、オルトレポーのワインだけでなく、いろいろな地域のワインを飲んでみるのも楽しいです♪
それにしても「
このラベルのマークには、どんな意味があるんだろうねぇ~?!」なんて、話しながら飲むと、ワインって味わうだけじゃなくて、会話の楽しさをも広げてくれますよね。
私にとって、
ラベルって、結構大事! です。
ラベルが気に入ると、自分のお気に入りのワインになることもあるし、
記念日に飲んだワインのラベルはより印象的で、絶対に忘れない!
きっと、そんな方って多いのではないのでしょうか?
それに、ラベルを作る生産者の方でも、ラベルにはいろいろと思い入れを持っていることが多いんですよ。
私はよく、
ラベルの持つ意味や由来を、生産者の方々に会った時に質問するのですが、その結果、ワインや生産者さんをより理解できる事が多々あるし、聞いたとたんに、ワインのボトル1本がより大事なものに見えてくることがあります。
ワインと共に、そんな生産者さんの想いも伝えたくて、カーリチェで作っている「直輸入ワインのカタログ」には、ラベルに関するストーリーもなるべく記述するようにしています。
皆さんも、ご家族やご友人を訪ねる時の手土産に持っていくワインを選びに、カーリチェに寄ってみてはいかがでしょうか?
ラベルで選んでみるのも楽しいですし、カリチェのスタッフが、きっとあなたの望みに叶うワインを一生懸命選んでくれると思いますよ♪
おまけで、この夜の食事会の続きの様子です・・・
ドルチェは
、“採れたてりんご”の手作りタルトと、
かぼちゃ入りトリュフチョコレート。
合わせたのは、ピエモンテ州の発泡性デザート赤ワイン
ブラケット。
食後は、音楽を聴いたり、お喋りしたり・・・
チェスをしたり・・・
ユウキ君、チェスの師匠フィリッポ氏に勝利!ブラヴォー!!
お絵描き大会では、マウリーツィオ氏、さすがにプロの画家なので素晴らしく上手!
(ちなみに、後ろの壁に飾ってあるのも彼の作品です)
それに対して、フィリッポ氏の描いたものを皆で当てるというゲームは、ものすごーく難しくて (*^_^*)更に盛り上がりました・・・!
マウリーツィオ氏のアトリエにて、只今制作中の新作を拝見!
タイトルは「
モスカート」です☆
もちろん、オルトレポーを代表するデザートワインの
モスカートです。
完成が楽しみです♪