こんにちは、yoshikoです。
このブログに頻繁に登場している
オルトレポー地区の偉大な
アグローノモ(農業技術者)&エノロゴ(ワイン醸造家)
である
マエストロ(師匠)・マッフィ。
(直輸入ワインでお馴染み
「モンテーリオ社」の専属エノロゴでもあります。)
の息子さん、
ルチアーノ・マッフィ氏(歴史学者)の
出版記念会が、昨日、ここカステッジョにて行われました。
オルトレポーの土地や、ブドウ畑、ワイン造りに関する歴史を
まとめた、こちらの本を、この度出版されました!
「ベッラーリア社」の
パオロ・マッソーネ氏を初めとする
オルトレポー各分野の第一人者の方々よりの、熱い語りと祝辞の後には、
リンフレスコ(rinfresco:パーティー後の軽食会)にて、
モンテーリオのワインが振舞われました。
実は私、3日後に日本へ帰国致しますので
イル・カリチェへのおみやげとして、一冊準備致しました。
ルチアーノ・マッフィ氏のサイン&メッセージ付きです。(*^▽^*)/
さて、連載
『Y取締役ファミリーとオルトレポーのカンティーナ訪問』
の第3日目!も、ちょうど
モンテーリオ編です♪
6月14日(月)
Y取締役の体調もすっかり回復!して、一安心。
今日のY取締役御夫婦は、朝から
「美味しいスパゲッティが食べた~い!」と、気合入ってます。
(昨晩の夕食を中座してしまっただけに、ちょっぴり空腹なお二人。(*^__^*) )
④MONTELIO:モンテーリオ
マッフィ師が、丘の上の
モンテ・エリオス(ギリシャ語で"太陽の丘"を意味する、
モンテーリオのシンボルであり、名前の由来の見晴台。)
まで、皆を車で連れて行ってくれました。
赤ちゃん連れの私達への優しい心遣い、嬉しいです。
そして頂上からの眺めを堪能した後は、畑歩き。
この時期、ブドウは、品種によっては、
まだ花が咲いているのもあれば
花が終わって、こんなに実が成長しているものも!
その後、丘を下りて、カンティーナ内を見学。
マッフィ師は、常に、カンティーナを訪れる人々へ
何度でも、丹念に畑、醸造、ワインについて説明して下さいます。
(以前に、
訪問の様子を連載したものはコチラ♪)
いつか、イル・カリチェでツアーを企画して
オルトレポーのカンティーナ巡りが出来たら良いなと思います。
皆さんにも、是非訪れて頂きたいカンティーナさんです。
さて、今回の試飲会は、今後皆様に御紹介させて頂く、
直輸入ラインナップを再決定していこうと、すごい気合の入りようです。
なんと、ほぼ全種類のワインを開けて下さいました。
(写真、左のグラスから・・・)
①「
ロゼ2009」・・・地元赤ブドウ3品種より成るロゼの微発泡タイプ。
ウヴァ・ラーラ&クロアティーナ&バルベーラ種。
②
「コルテーゼ2009」・・・この地区では大変珍しい、
コルテーゼ種100%の白ワイン。
③
「リーズリング2009」・・・リーズリング・レナーノ50%
&リーズリング・イタリコ50%の白ワイン。
④
「ミューレル・トラガウ2009」・・・この地区では大変珍しい、
ミューレル・トラガウ種100%の白ワイン。
⑤
「ボナルダ2009」・・・サラミとの相性抜群!微発泡タイプの
ボナルダ(クロアティーナ)種100%の赤ワイン。
⑥
「バルベーラ2008」・・・バルベーラ種100%ノーマル・タイプの赤ワイン。
⑦
「コンプリーノ2008」・・・メルロー種100%ノーマル・タイプの赤ワイン。
⑧
「コスタルサ2005」・・・ピノ・ネーロ種100%、樽熟成タイプの赤ワイン。
⑨
「ソーラローロ2005」・・・3種の赤ブドウ、樽熟成タイプの赤ワイン。
バルベーラ&クロアティーナ&ピノ・ネーロ種。
⑩
「ミローザ2004」・・・メルロー種100%、樽熟成タイプの赤ワイン。
モンテーリオのトップワイン。
そして、最後にはデザートワイン
「ノブレロー」
(コルテーゼ&マルヴァジア&モスカート種のパッシート)までをも戴きました。
と、その間お昼に差し掛かり、軽食まで出して下さって
オーナー御姉妹の手作り、野菜入り
トルタ・サラータ(キッシュ)や、
地元の選りすぐりの美味しいサラミやチーズ、そして
中でも私は、この
"自家栽培のズッキーニの花の中に
リコッタチーズとアッチュウゲ(アンチョビ)を詰めた一品"
の素晴らしさには、感動しました。
あまりの居心地の良さに、時間が飛ぶように過ぎていき・・・
なんと、この後に訪問を予定していた
初めて訪れる
「QUAQUARINI:クァクァリーニ」というカンティーナさんへは
行けなくなってしまいました。。。 "(>0<)" ごめんなさい。
しかし、夕方、買い物へ行く時間が出来、
Meiちゃんのベビーカーを購入。
「Chicco:キッコ」というイタリアでは大手赤ちゃん用品メーカーの物で、
新車のイタリア車にMeiちゃんは大満足な様子。
良かったね、これでゆっくりお昼寝が出来るね☆
(今まで、Aiさんも抱っこし続けでお疲れさまでした。。。)
そして、この夜は、
近所のピッツェリア&レストラン「ゾディアコ」にて
地元オルトレポーのワインを飲みながら、
念願のスパゲッティも、数種類、たっぷり食べれて
魚介料理満載で
皆で、この3日間を振り返る中にも、
オルトレポーの良さを再実感し、
これからも、この土地の良さを日本へ広めていく事、
ワインの直輸入を更に頑張っていこう! (≧0≦*)ノ"オゥ!! ・・・
と、誓い合ったのでした。
それにしても、イタリア人って、本当に小さい子供が大好きなんですよ!
赤ちゃんを見ると、知らない人も次々と声を掛けてくれるし
アモーレ(amore:愛する人、かわいらしい人)
テゾーロ(tesoro:宝物)と呼んで
どこへ行っても、まるで自分の親戚のように
大切に扱ってくれるのです。
そしてMeiちゃんは、どこへ行っても人気者で
イタリアのおば様達の強烈な
バーチョ(bacio:キッス)の嵐によって
イタリア文化の洗礼を受けたのでした。。。
4日目に続く。