Ciao、yoshikoです♪
「ブログ、最近更新頻度が高くなったような気がするのは、私だけ?(笑)」
と友人Mさん
(実は、以前に数回登場)からメールを頂きましたが、
その通り (o^∇^o)ノ です。
先月日本へ帰国した際、会った友人達に
「ブログ見てるよー。楽しみにしているから、続けてねー♪」
って言われ、かなり感動 (≧ー≦)Grazie
心機一転頑張るぞーっと自分に誓ったのでした。
皆さん、改めてよろしくお願いしまーす♪♪
さて、
先日予告しました通り、
モスト(ブドウの搾り汁)醗酵の様子を見る為に
またマッツォリーノ(Mazzolino)へ行ってきました(*^▽^*)/
先日収穫したボナルダ種のモストが、
ステンタンク内(上の写真右)にたっぷり入っています。
カンティーナ内全体が、醗酵時の独特な臭いに包まれ、
タンクに近づくと、醗酵中の音も聞こえます。
ワインって生きて動いているんだぁ。。。って実感できます。
上から覗いて見ました。
只今、醗酵と同時に
マチェラツィオーネが行われているのですが、
(`・д・´)ノハイっ、ここで
※『マチェラツィオーネ(Macerazione)』とは・・・
マセラシオン(仏)。色素やタンニンなどの成分を抽出する為に、
ブドウの果皮や種をモストに漬け込む技法。
漬け込む期間は、ブドウの品種、各年のブドウの出来によっても違うので、
たえずエノロゴさんが、状態を見ながら決定していくのです。
このように浮かびっぱなしにしておくと、抽出の効率が悪いし、
空気に触れている部分にカビが繁殖したりの問題が出てくるので
このタンク上の方に浮かんでいる
カッペッロなるものを、攪拌するのです。
(`・д・´)ノハイっ、ここで
※『カッペッロ(Cappello)』とは・・・
粕帽。つまり醗酵の泡立ちで、タンクの上に上がってくる固形物
(澱、ペクチン質成分、粘ちゅう質成分、皮、花梗等)の泡層。
それが、
フォッラトゥーラという作業です。
(`・д・´)ノハイハイっ、ここでまた。つまり
※『フォッラトゥーラ(Follatura)』とは・・・
醗酵中のモスト中のカッペッロを沈めたり、かき混ぜたりと攪拌する作業の事です。
さて、マッツォリーノでは、先日もご紹介した、
このフォッラトゥーラ機内蔵の最新タンク導入により、
従来、人力で棒などを使ってかき混ぜていたこの作業が、
すごく効率的に行えるようになりました!
レバーを下げると、
カッペッロの中へ、ズブズブと沈んでいきます。
で、レバーを上げると、スーッと浮かび上がってきました。
これを何度も繰り返し、隅々まで満遍なく続ける事で、
リモンタッジョよりも効率的に、
更に、モストへのストレスが少なく攪拌できるのだとか。
(`・д・´)ノハイっ、ここで
※『リモンタッジョ(Rimontaggio)』とは・・・
ルモンタージュ(仏)。モストをポンプで汲み上げ、カッペッロの上に注ぎ、
攪拌する方法です。
で、ちょこっと私もやらせてもらいましたv(*^o^*)
結構楽しいです♪
でもこのカッペッロ、厚み1mぐらいあるんですって!
そう考えると、想像以上に楽チンです。
レバーが軽くて、全然力が要らない。
これを手作業で(足を使ったりもするそうですが)かき回すなんて、
本当に、かなりの重労働ですよね!!
それから、地下へ
バリック内で醗酵をしているシャルドネ種の様子も見に行ってきました。
パオロ君の登場です。
1週間前の様子。。。
パオロ君が、
バトナージュをして、モストは濁っていました。
※『バトナージュ(Batonnage)』とは・・・
樽内の底部に沈殿している滓を攪拌して、
滓からのアロマや旨味の抽出を図ります。
(`・д・´)ノこんな感じで、サクサク
滓を全体に浮遊させ、モスト全体と接触させるのですが、
これが一歩間違えれば、イヤな臭いが付くリスクが大きかったりと
かなりデリケートな作業でもあるのです。
本日の様子。。。
上澄みが澄んでいて、滓が底に沈んでいます。
初めの1ヶ月間は週に1~2度、その後は間隔をあけてバトナージュを行います。
こうして約8~10ヶ月間バリック内で熟成させると、
この偉大な
「BLANC:ブラン」というワインが生まれるのです。
今年度収穫のシャルドネは、バリック24個分。
ワインに仕上がるのが楽しみですね♪♪
(`・д・´)ノ
醗酵期間中って、造り手さんの細かい配慮が必要な
とても大事な時期なんですね。
皆さん、付きっきりで醗酵の行方を見守り、作業しています。
それにしても、今日は、たくさんワイン醸造用語が学べて、
勉強になりましたね~♪
◆◆◆おまけ◆◆◆
あっ、ここへ来た時のお約束!
帰る前に、あの子に会いに行かなくちゃですね。
でも、今日は「ロバー」って呼んでも
全然返事が無いです・・・。
(居ないの?)
あっ、居ました居ました。
珍しく小屋の中です。
(お天気が良くなかったからかなぁ?!)
で、顔を見せながら「ロバー」と呼ぶと、ゆっくり近づいてきました。
でも無言です。
(テンション低いなぁ~)
しかも、なんで遠回り?
(まっすぐ来れば近いのに!)
まぁ、そんな日もあるでしょう。
ロバって結構センチメンタルなんですかね?!
おやつに、いっぱい草をあげたし
元気出してね☆ なでなで