Ciao yoshikoです♪
さぁ、いよいよ10回にわたり連載してまいりました、
「K松氏オルトレポー研修旅行」も最終回。
5日目 〈午後1〉
最終訪問カンティーナはこちら!
パオロ・ヴェルディ(ブルーノ・ヴェルディ)
PAOLO VERDI(BRUNO VERDI)へ行ってまいりました(*^▽^*)/
(↑この超素敵な写真は、
彼らのFacebookより)
地元オルトレポーにて、ソムリエさんやワイン愛好家の方々から
絶大な支持を受けるパオロ・ヴェルディ氏のワイン。
今回はこのワインの美味しさの秘密に
更に迫ってきましたよ~ v(*'-^*)
①prima notizia ☆ 最初のニュース
まずは、数々の受賞歴を誇る
(昨年度は3ビッキエーリも受賞)
こちらのトップワイン
“カヴァリオーラ(Cavariola)”の醸造風景。
(これ、ずっと観たかったんです(^.^)良い時期に来れて良かったです♪)
収穫後のブドウの粒は、このように直に木樽(500ℓ)の中に
皮や種も一緒に入れられ、
パオロ氏自らの手によってバトナージュ(棒で撹拌)されながら、
アルコール醗酵の期間を迎えます。
上に浮かんでくる皮などの層は厚く、かなり重くて重労働ですが、
パオロ氏が、毎日毎日丹念にかき混ぜます(↓全体重を掛けています)
先祖代々受け継がれた伝統的手法!
まさに、手造りワインって感じですよね(*^o^*)
その後ワインは、こちらのバリック(225ℓ の小樽)にて
2年間寝かされるのです。
(↓写真は、素敵な奥様エンリーカさんと♥)
地元に根付く土着ブドウ4品種から成る
(クロアティーナ、ウヴァ・ラーラ、バルベーラ、ウゲッタ・ディ・カンネート種)
この素晴らしいワインは、こんなに手間暇をかけて
パオロ氏の情熱たっぷりで造られていました☆
②seconda notizia ☆ 2つ目のニュース
じゃ~ん♪ こちら、購入したての最新ポンプ!!
何やら、通常のポンプよりも
モスト(ブドウの搾り汁)に負担を掛けることなく、
タンクへ送る事が出来る最新型ポンプなんですって!
このポンプを使用した2012年物のワインが
どのような味わいになるのか、ポンプの成果も期待大ですネ(≧・≦)♪
③terza notizia ☆ 3つ目のニュース
地下カンティーナ内に新しいお部屋を増築!
なんと、スプマンテ・メトド・クラッシコ(シャンパーニュ製法のスプマンテ)の為の
小部屋が増築されていました。
日本でも大人気のスプマンテ
”ヴェルゴンベッラ・ブリュット(Vergomberra brut)"です♪
パオロ氏が、作業の様子を実演。
K松氏も実演・・・
・・・のフリです(笑)
そして、見学後に試飲させて頂いたワインはこちら♪
(日本の皆さんに、どんなワインを輸入してご紹介しようか、
と考えながら一生懸命味わいましたよ~♪)
①ピノ・グリージョ 2011・・・
ピノ・グリージョ種100%、爽やかで香りの優れた白ワイン。
②③ヴィーニャ・コスタ2010&2011・・・
希少なリーズリング・レナーノ種100%の白ワイン。
華やかな香りと、デリケートで上品な味わい。
新年度のフレッシュな味わいを皆さんにお届けしたいです♪
④ブッタフォーコ2001・・・
地元原種ブドウ3種(バルベーラ、クロアティーナ、ウヴァ・ラーラ)から成る
オルトレポーの伝統的赤ワイン。
⑤カンポ・デル・マッローネ2009・・・
バルベーラ種100%赤ワイン。
パオロ氏の手動バトナージュ後、1年間のバリック熟成。
⑥カヴァリオーラ2008・・・
地元原種ブドウ4種
(クロアティーナ、ウヴァ・ラーラ、バルベーラ、ウゲッタ・ディ・カンネート)
よりパオロ氏が伝統製法で生み出す、トップ赤ワイン。
ご家族皆さんで私達の訪問を迎えて下さって・・・
素晴らしいワインを生み出す方の傍には、
それを支える素敵なご家族がいるのだと、改めて実感しました。。。(^-^)
そして、余談ですが・・・
皆、ワインを飲み込むのもやっとなくらい、
胃も身体も疲れ切った、旅も最終にさしかかったこの時・・・
マンマ(カルラさん)が、とても美味しいからと振舞ってくれた、
長期熟成の上質生ハムのサン・ダニエーレ!!
本当にとっても美味しい!
のに、皆お腹一杯で食べられない!どうしよう~(>_<)
見てっ、このマンマの優しい笑顔!
いらないって絶対言えない~(>_<)
って中で、私一人、頑張って笑顔で全部食べたんですよ!
そうしたら
この夜のとっておきのチェーナ(ディナー)で食事が一口も食べれず
大大大失敗でした(>_<) 頑張るところ間違えた~!
と、いろいろあったけど、
たった1週間とは思えないほど濃い毎日だったけど、
K松氏、来年もお待ちしています♪
だって、第1編で言った通り、今回の旅は
まだ
「入門編」だったのですから(笑)
オルトレポーの素晴らしさや、美味しいワインをこれからも
日本の皆さんへ伝えていけるように、共に頑張っていきましょう♪♪
・・・完・・・ (*'▽'*)ノ" お読みになった皆さんも
是非是非遊びに来て下さいネ♪