こんにちは、yoshikoです。
ヴェンデーミア(収穫)の様子を撮りに
ペルチヴァッレ社へ行って来ました(^∀^)ノ
急な丘を登っていくと・・・あっ、いました!
yoshiko 「チャオ~!写真を撮りに来たよ~!」
ペルチの皆さん 「お~っ!遅いぞ~!ハサミ持ってきたか~?!」
えっ?!それは・・・(*^_^*)ムリです。
今までにも何度か、収穫の体験をさせてもらった事があったけど・・・
この急斜面と、この中腰体勢・・・辛いのなんのって
一時間も熱中すると、後で筋肉痛と腰痛に・・・。
でも、皆さんは早朝6時半から夕方まで、約1ヶ月間頑張っています。
最近では、自動収穫機という、収穫を一気にやってくれるトラクターもありますが
私達が直輸入しているオルトレポーのワイナリーさんはもちろん、
イタリア国内では、ほとんどが手摘みで収穫を行っています。
手摘みだからこそ、一房一房、きれいな房のみを選んで摘める良さがありますよね。大変な作業だけど。。。
この時期は、ルーマニアやポーランドなど周辺の国から出稼ぎの方々がたくさん来ています。ペルチで収穫のお手伝いをしている皆さんも、ルーマニアからいらしゃった方々です。
それにしても、ブドウの房、
プリプリです。
ワイン用のブドウって、普通のブドウに比べて、糖分が高いので
そのまま食べても甘くてとっても美味しいんですよ!
畑を色々歩き回った中で、一番甘くて美味しかったのは、
(こういう時のフットワークはとても軽い私・・・(*^_^*))
白ブドウは収穫が終わっていたので、赤ブドウに関して言えば、
こちらの
ボナルダ! 大きい房では2kgもあります。
そのまま食べても、ジャムにしたりお肉のソースなどお料理に使っても美味しいです。
そして、この日ペルチの皆さんが収穫していたのはこちらの
バルベーラ!
これも大きくて、とっても甘いけど、ボナルダに比べると酸味がよりしっかりしています。
これらの収穫した赤ブドウの房は、バケツにいっぱいになると、レナート氏の運転するトラクターに移して、丘の下のカンティーナに運び、すぐに圧搾します。
圧搾機の中にドサドサッと入れて、
中は、このようにぐるぐる回ってブドウを搾る仕組み。
この圧搾機のスゴイところは、右上の穴(ちょっと写真じゃ分かりにくいと思いますが)から、茎などの余分なものだけがピュンピュン外に飛び出してくるところ。
おもしろいです(*^ー^*)
新鮮なうちに搾られた、フレッシュなモスト(ブドウの搾り汁)は、ホースを伝って、このグラスファイバー・コーティング(内側)のセメントタンクに送られて行き・・・
中を覗いてみましょう!
もうちょっぴり醗酵を始めています。
醗酵中独特の香りも、カンティーナ中に充満しています。
このバルベーラが、美味しいワインと仕上がるのは来年の夏以降。
それまで、カンティーナ内で大切に醸造・熟成が続けられるのです。
そうそう、せっかく丘の上まで上がったので
例のバルバテッラちゃんの成長を見に行って見ましょう!
①
5月2日の植えたて
②
5月27日
③ 今は↓こんなに育っていました!
来年はブドウの房(ピノ・ネーロ)をつけるそうですよ!
楽しみですね☆